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2021.3.2鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く
関東地区のH形鋼市況、山形鋼や溝形鋼など一般形鋼市況は前月比でトン1000円方上伸した。2カ月連続の市況上伸となるが、実在庫を持つ流通・商社はメーカーの上げ幅に対し、価格転嫁が大幅に遅れている。流通段階の荷動き低迷を受け、市況の上げ足は鈍いが、原料高を背景にメーカー側はさらなる値上げを表明。形鋼扱い筋は今月末から12月入り後にかけて一層の再販売価格引き上げを模索する。足元の相場は強弱材料が入り混じる展開だが、供給側の強気の販売姿勢もあり、年内は上げムードが優勢となりそうだ。
H2 | 新断プレス |
41500円 (―) | 43300円 (―) |
384.29ドル (-0.75) | 400.96ドル (-0.78) |