2021年3月31日

日本製鉄 ゼロカーボンへ開発前倒し 大型電炉活用・100%水素還元に総力

日本製鉄は30日、二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロのカーボンニュートラルビジョン2050に向けて技術開発を前倒しで進める方針を示した。ウェブ上で会見した鈴木英夫常務執行役員は、大型電炉での高級鋼生産、100%水素還元などゼロカーボン・スチールへの困難な課題に総力で当たる考えを示した。ただ、5兆円規模の設備投資などで粗鋼生産コストは現状の倍以上に上がる可能性があるとし、政府の支援や社会全体で分担する仕組みが必要としている。








本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more