2021年5月31日

大阪の建材市況 全面高 平鋼、09年以来の10万円

 大阪地区の建設鋼材市況は原料高によるメーカーの値上げを受け、全面高の様相となっている。形鋼類やコラムなどの相場が上昇し続けており、平鋼は2009年3月以来の10万円となった。今後も流通各社は未達分の価格転嫁を進めるものとみられ、採算改善に努める方針。  大阪地区の形鋼市況は先週比でトン当たり2000―5000円、コラムがトン2000円、平鋼がトン3000円上伸した。市中相場はH形鋼と一般形鋼がトン8万9000―9万円(ベースサイズ)前後、コラムがトン11万円(BCR、切断・開先込み)前後、平鋼がトン9万9000―10万円(ベースサイズ)前後に移行した。







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