2021年5月31日

神戸製鋼、線材・棒鋼5000円値上げ 9カ月ぶり 7月出荷分から

 神戸製鋼所は31日、線材・棒鋼製品(特殊鋼、普通鋼)について、7月出荷分からトン当たり5000円の値上げを実施すると発表した。対象は国内向け(ひも付き、店売り)、輸出向けの全品種。同社の値上げは2020年10月出荷分(値上げ幅=トン1万円)以来9カ月ぶり。20年度以降の値上げは累計同1万5000円になる。主・副原料価格や物流費の上昇によって増加するコストの転嫁に努め、収益の改善を図る考えだ。

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