2021年6月11日

薄板市況 大阪で7000―1万円続伸 在庫不足継続 流通、値上げ加速

大阪地区の薄板市況は、値上げが急ピッチで加速し、6月に入ってからも上昇基調が目立っている。在庫不足やナイモノ高の継続により、流通各社が値上げの姿勢を強化。薄板全品種でトン当たり7000―1万円続伸した。大阪地区では6カ月連続の上昇となる。価格転嫁と唱え引き上げが頻繁に行われており、時価で取引が行われているような状態。「これまで働いてきて、このようなスピードで価格が上がるのも、在庫がここまで入手できないのも初めて」(地区コイルセンター)と驚きの声が上がっている。







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