2021年6月28日

鋼材品質証明 重要性に応じた体系に 厚板シヤ工組素案まとめる、取引適正化の一環

全国厚板シヤリング工業組合(ZSK)の石原慶明理事長(JFE鋼材社長)は24日、経済産業省ヒアリングの後、ウェブ会見し、取引適正化の一環として新鋼材品質証明体系の素案をまとめ、製品の重要性に応じた証明体系の素案を作成するとともに、ミルシートの電子化への提言を策定し、詳細について同日からユーチューブで動画配信を始めたことを明らかにした。品質証明体系では写真の添付やミルシートの裏書など現品確認が必要な製品に限定、確認に伴うエキストラなどを設定、コストに見合った、あるべき品質保証の体系化を指向する。ミルシートの電子化も政府が進めるデジタル化政策に合わせて取り組む。