2021年8月12日

重仮設リース上場3社 着工遅延響き減収減益 4―6月

 重仮設リース上場3社の4―6月期連結決算が出そろった。3社とも減収減益となった。丸藤シートパイルは営業損益、経常損益など損失を計上した。新型コロナウイルス禍から経済が回復する中で、建設分野では民間の設備投資を中心に工事の着工遅延や進ちょく遅れが見られたほか、一部では計画の見直しなども発生、前年度に続き、厳しい事業環境を強いられた。特に人材、資機材の確保が困難な状況が続いている上、原料高による鋼材価格の断続的な上昇で原価上昇を招き、収益を圧迫した。

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