2022年3月15日

関東地区 異形棒市況11万円の攻防 鉄スクラップ高が強気材料に

 関東地区の異形棒鋼の商談は商社とゼネコンとの間でトン11万円に向けた攻防に移りそうだ。鉄スクラップ価格が急騰したことで一部メーカーが販売価格を11万円に上げ、商社が唱えを上げる構えを見せている。建築物件が少ない中で2月に続く急速な値上がりにゼネコン側の抵抗は強く、売買は停滞したままだが、ウクライナ情勢を背景に強含む鉄スクラップ価格が棒鋼市況を押し上げる構図が続き、市況のステージは足元のベース10万3000円から大きく上がる見込みだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more