2022年3月18日

宮城・福島で震度6強 鉄鋼業、大きな影響なく

16日深夜に宮城・福島県を震源地とする震度6強の地震が発生したが、東北や関東圏の製鉄所や電炉工場など主な鉄鋼製造拠点に設備などへの被害はみられなかった。東日本の広域で一時停電が起き、東北の一部電炉で17日にかけて操業が停止したが、出荷に影響は及んでいない。加工メーカーや流通など鉄鋼関連企業は工場・倉庫、事務所の状況や社員の安否の確認に追われたが、近年の地震対策が難を防いだところも多い。供給網に大きな混乱はないものの、なお設備の確認作業を進める工場があり、各社とも今後予想される余震への警戒感を強めている。





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