2022年4月4日

扶和メタル 新3カ年400万トン計画 鉄スクラップ大型物流拠点、「東京ベイ」始動

鉄スクラップ加工販売大手の扶和メタル(本社=大阪市、勝山正明社長)は、2024年12月期を最終年度とする3カ年の新中期経営計画を策定した。鉄スクラップ取扱量は中計期間の3年間累計で400万トンを目指す。成長戦略の軸となるのは、3月中旬に千葉県袖ヶ浦市で立ち上げた新拠点の「扶和メタル東京ベイ」。最大3万トン積みの大型船舶が着岸可能な自社岸壁を備え、大型の鉄スクラップ加工処理設備も導入する。脱炭素化の流れが加速する中、世界的な鉄スクラップの需要拡大の動きに対応する。