2022年9月9日

神戸製鋼 機械系で環境事業拡大

神戸製鋼所は機械系事業の収益安定化と成長市場の対応として機械・エンジニアリング事業での環境ビジネスを拡大する。グループの神鋼環境ソリューションで環境メニューを拡充、安定収益とカーボンニュートラルの取り組みを加速させ、収益基盤の強化とCO2削減や環境負荷低減の具現化を図る。2025年度にはエンジニアリングセグメントの売上高を21年度の1384億円、22年度1525億円見込みから2000億円に引き上げ、ROIC(投下資本利益率)10%以上を目指す。神鋼環境ソリュでは水処理、廃棄物処理を核に下水処理と廃棄物処理の混合処理など事業の垣根を超えた展開を伸ばし、30―50年度の連結売上高を2000億―3000億円とする。