2022年11月10日

流浸工業、独自の塩ビ鋼管の受注倍増 首都圏再開発で採用多数

 各種樹脂コーティング鋼管の製造販売を手掛ける流浸工業(本社=堺市、大久保秀俊社長)は、独自製品である塩ビ樹脂コーティング鋼管(商品名=リューコート鋼管・リューコートLight)シリーズやナイロンコーティング鋼管の受注が前年度から倍増している。特にリューコートLightは通常のSGP(配管用炭素鋼)管より約80%軽量化した防食性能の高い軽量鋼管として注目されており、本年度は大阪府内や首都圏の再開発案件に採用が続々と決まっている。大久保社長は「実績を積んで今後は地方での採用にもつなげていきたい」と意気込む。