2022年12月23日

日本製鉄 原料強化、脱炭素を加速

日本製鉄の橋本英二社長は22日に会見し、2050年のカーボンニュートラルの目標に向けて鉄鋼原料やエネルギーへの投資を拡大する方針を示した。「脱炭素のニーズに還元鉄の使用をマッチングさせる。グリーン電力による水素製造についてはパートナーが必要になる。良質の原料炭は今後も必要であり、原料権益の拡大、安定調達を図っていく。上流が事業の領域に入り、原料を単に調達ではなく自らの事業としていく」と述べ、「新しいニーズに的確に応えていくためにも日鉄物産を連結子会社化して厚みを持った事業構造に変え、製造の一貫メーカーから原料から製造、流通加工までの一貫メーカーとなる」と強調した。





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