2022年12月23日

日本製鉄 排ガス中の低濃度CO2 効率的・安価に分離回収

日本製鉄は22日、昭和電工と大分大学など6つの国立大学と共同で、新規分離剤の開発により低圧かつ二酸化炭素(CO2)が低濃度(大気圧で10%以下)な排出ガスから、効率的にCO2を分離・回収する技術の開発を始めたと発表した。トン2000円台という画期的な低コストを目標に定め、2030年代後半の社会実装を図る。昭和電工は回収したCO2を化学品の原料として再利用し販売するビジネスモデルの構築も目指す。

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