フロント 意匠ステンレス鋼板好調

建築用金属内外装製品などを手掛けるフロント（本社＝東京都新宿区、松川兼成社長）の意匠ステンレス鋼板「クラフトステンレス」の販売が好調だ。独自開発で特許取得済みの塗装技術は、ユーザーの要望に応じた色合いや模様を表現することができ、国内の建築物で採用が広がっている。同社の積極的なＰＲが功を奏し「すでに前期（2022年9月期）を上回る販売量も期待できる」（松川社長）という。ステンレス鋼に塗装を施しながら金属特有の風合いを表現する「塗装ステンレス鋼板」へ注目が高まっている。