2023年2月6日

大同特殊鋼、Ni系ステンレス棒鋼10―25%値上げ 2月契約から モリブ高騰分も反映 Cr系据え置き

大同特殊鋼は、原料価格やエネルギーコスト上昇分を受けて、2023年2月契約分(4月出荷分)から国内外のニッケル系ステンレス棒鋼(丸棒・形鋼・平鋼)価格を10―25%引き上げ、クロム系は据え置く。価格改定は22年10月契約で実施したが、ニッケル系の値上げは22年4月契約以来。ニッケルとモリブデンなどの含有量に見合った鋼種エキストラを含めて改定する。汎用鋼種のSUS304は10%、ニッケル含有量が多く、モリブデンが含まれるSUS316、SUS316Lは25%の値上げとなる。





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