2023年7月7日

神戸製鋼、機械事業規模3000億円へ 成長市場を捕捉 圧縮機・熱交換器を伸長 EV化、半導体検査装置拡販

神戸製鋼所は機械事業に関し、カーボンニュートラル(CN)でのエネルギー転換・資源循環、DXでの電子・半導体需要を成長機会と捉え、2030年度に事業規模3000億円(23年度見込み比17・6%増)への成長を図る。現行の中期経営計画最終年度となる23年度の連結受注高2550億円程度への更新、ROIC(投下資本利益率)11・6%の達成目標などを足がかりに、LNG、水素、アンモニア需要やCO2回収技術をにらみ非汎用圧縮機、熱交換器・気化器などを伸ばすほか、EV化に伴う半導体需要の増大を想定、半導体検査装置や等方圧加圧装置を拡販する。海外拠点やグループ活用、海外ストックビジネスの拡大などを通じて収益を安定化し、成長市場を捕捉する。





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