2023年11月10日

合同製鉄、販価改善進む 鉄筋、納期の明確化定着

合同製鉄は9日、都内の鉄鋼会館で2023年4―9月期決算説明会を開催し、内田裕之社長らが24年3月期通期見通しや今後の方針などを説明した。

内田社長は、「23年度上期利益は当初見通しを上回った。建築土木マーケットは低調だったが、数量を追わずに販価維持改善に取り組み、並行して商慣習改善も推進。鉄筋では納期の明確化が定着し、構造用鋼はエネルギーサーチャージを導入した」と説明。高騰していた鉄スクラップ価格が安定に推移し、エネルギー価格は高止まりするなか、販売価格の改善が進んでいる。

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