2025年2月3日
日本鉄鋼連盟が先月31日に発表した2024年12月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比14・1%増の197万6000トンとなり、2カ月連続で増加した。市況低迷が続いている上、中国の過剰生産・輸出を起因にした各国の通商措置に巻き込まれるケースが増え、厳しい輸出環境となっているが、「ナローロードをくぐり」(関係者)、熱延広幅帯鋼(ホットコイル)が2カ月連続して100万トンを超えたことなどがけん引した。

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