2025年4月24日

東京鋼鉄 ロール加工専用棟を新設、作業効率が向上

 大阪製鉄グループの山形鋼専業電炉メーカー、東京鋼鉄(本社=栃木県小山市、新井康久社長)は、本社・小山工場内にロール加工専用棟を新設し、4月から作業を開始した。圧延用ロールの表面切削などはこれまで製品倉庫内で行っていた。倉庫内の動線を見直して製品の在庫や出荷に係る作業を効率化するとともに、トラック運送業者の荷待ち・荷役時間を短縮して「物流の2024年問題」に対応するため、ロール加工場の移設を検討した。その結果、保全作業や物置などで使っていた老朽建屋を解体し、その跡地にロール加工専用棟を新設したもの。