2025年11月18日
4―9月期 鉄鋼・非鉄メーカー業績ランキング 大和工業、ROS首位堅持
産業新聞社はこのほど、鉄鋼・非鉄メーカーの2025年4―9月期の連結業績ランキングをまとめ、大和工業が売上高経常利益率(ROS)のトップとなった。米国やベトナムの鉄鋼事業が堅調で利益率36・7%(前年同期53・4%)と高水準を保ったが、その他の海外事業の不振や製品価格低下などで利益率は低下した。
経常利益は1位日本製鉄、2位住友電気工業、3位フジクラ。全91社のうち増益35社、黒字化5社とコスト削減や海外事業の強化などで4割強が改善した一方、減益43社、赤字7社と5割強が悪化した。主に鉄鋼関連企業の業績が低下し、国内外の需要の減少、鋼材の輸入増や市況軟化など事業環境が悪化した。