2025年12月3日
JFE、インドJSWと一貫製鉄所共同運営 2700億円出資、成長市場を捕捉
JFEスチールは3日、15%出資するインドの高炉大手JSWスチールと一貫製鉄所の合弁事業を行うと発表した。JSW完全子会社のブーシャン・パワー&スチール(BPSL)に約2700億円を出資し、出資比率JFE50対JSW50で合弁会社(現BPSL)を設立する。来年6月には50%株式の取得を完了する見込み。国内の東西2製鉄所に次ぐ、JFE第3の一貫製鉄所をインドで運営する。新BPSLは2030年までに粗鋼生産能力を1000万トン級に引き上げる計画だ。
現在のBPSLはインド東部、オリッサ州に位置し、年間粗鋼生産能力450万トン、熱延鋼板、冷延鋼板、棒鋼、線材、鋼管を生産している。2030年までに粗鋼生産を1000万トン級まで引き上げ、将来的には1500万トン級まで高める計画がある。拡張するための土地は既に取得済み。インド最大の鉄鉱石生産地域に自社の鉄鉱石鉱山も保有し、原料一貫で製造できる強みがあり、コスト競争力が高い。
現在のBPSLはインド東部、オリッサ州に位置し、年間粗鋼生産能力450万トン、熱延鋼板、冷延鋼板、棒鋼、線材、鋼管を生産している。2030年までに粗鋼生産を1000万トン級まで引き上げ、将来的には1500万トン級まで高める計画がある。拡張するための土地は既に取得済み。インド最大の鉄鉱石生産地域に自社の鉄鉱石鉱山も保有し、原料一貫で製造できる強みがあり、コスト競争力が高い。











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