国内の鉄リサイクル相場が騰勢を強めている。産業新聞調べの日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地区電炉メーカー購入価格平均、H2)は7日、前日比1000円高の5万1200円となり、半年間の累計上げ幅はトン当たり1万1500円(28・9%)に拡大した。足元の相場上昇はべトナムの旺盛な需要などを映したもので、輸出商談価格の高騰に連動して国内の強基調はまだ続きそう。ただ原油高に伴う海上運賃設定の難航を受けて実際の成約には結び付きにくく、「4―5月に船積みの量が減り、国内相場は天井を突くのでは」と警戒する声が商社などから出ている。