鉄スクラップの内需が減り続けている一方で、輸出は増加の一途をたどっている。日本鉄源協会によると2025年度の国内鉄鋼メーカーの鉄スクラップ購入量は前年度比3・7%減の1981万トンと4年連続で減少したが、輸出量は11・2%増の722万トンと3年連続で増えた。鋼材需要の減退によって主に電炉メーカーの製鋼原料となる鉄スクラップの国内需要は落ち込んでいるが、ベトナム、バングラデシュなど需要国の購入量拡大や為替の円安などが影響して輸出は堅調に推移している。内需と輸出を合わせた出荷量は前年度比0・1%減の2703万トンと4年連続で減った。
