2020年8月24日

「未来へ見出す活路 伸銅品流通、次なる課題へ」 サービスの本質見極め必要 問屋復権へ体質に風穴を

 2020年代の幕開けから間もなく日本の社会経済を襲った新型コロナウイルス。ここにきて再び感染が拡大し、伸銅業界においてもリーマン危機級の需要陥没が長引く可能性が現実化しつつあり、それを支える伸銅品流通にとっても10年代のコスト課題を持ち越したまま、市場縮小の節目を迎えてしまった。しかし、この新型コロナ禍は業界が抱える課題に立ち向かう契機となり、自己変革を起こさざるを得ない可能性も秘めているだろう。コロナ後の展望を占い、伸銅品流通にいま必要なものを探る。

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