2021年1月28日

コマツの経営戦略を聞く 小川啓之社長 電動化、市場投入急ぐ 21年度、日米欧需要は回復へ

 コマツは現行経営計画(2019―21年度)で未来の現場へのロードマップを掲げ、建機の自動化、高度化、施工オペレーションの最適化で施工のDXを推進する。建機の自動化、高度化では秋田県の成瀬ダム堤体打設工事で複数台の自動化重機の稼働実証としてゼネコンと自動化施工を実施。電動化は国内外で本格展開を目指す。新型コロナウイルス禍で需要が減少した建機市場は回復に転じつつある。「21年度は日本、欧米は総じて回復するものの、中国需要は下降曲線に変わる」と予測する小川啓之社長に今後の取り組みを聞いた。

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