2021年3月31日

脱炭素社会へ 切り開く未来 非鉄編(2)水素社会を実現する白金族触媒 安定供給体制構築へ 技術力で環境・経済に全力

昨年12月、政府は脱炭素社会に向けて「グリーン成長戦略」を策定した。中でも変革の主として注目されるのが水素産業の推進だ。水素発電や水素還元製鉄、燃料電池自動車など対象分野は幅広い。これらの実現には水素を化学的に制御する白金族金属などからなる高性能触媒が不可欠で、国内でも触媒開発や素材となる白金族鉱山プロジェクト、リサイクル投資などが進む。水素触媒の技術革新と白金族金属の安定した供給体制の構築は、日本が目指す脱炭素社会の土台となる。








本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more