2021年10月8日

中部鋼鈑、エコアーク導入の狙い/重松 久美男社長に聞く/理想の 電気炉 年間粗鋼最大85万トンへ

電炉厚板メーカーの中部鋼鈑は、本社製造所の電気炉をスチールプランテック(本社=横浜市、灘信之社長)の「ECOARC」(エコアーク、容量200トン)の省スペース横型タイプ「フィット」に更新することを決めた。6日にスチールプランテック本社内で開催した記者会見の後、中部鋼鈑の重松久美男社長は産業新聞社のインタビューに応じ、新電気炉導入の狙いなどを語るとともに、「生産性向上で年間粗鋼生産量を最大85万トン程度に引き上げていく」との方針を示した。