「まずは新型コロナウイルス禍だ。日本は21年の後半に落ち着きを見せており、鉄鋼市場は縮小することはないのでは。世界鉄鋼協会は世界の鉄鋼需要が22年に前年比で2・2%増えると予想し、IMFは世界経済(GDP)が22年に4・9%成長すると予測している。19―20年に落ち込んだ状況から脱しているが、コロナ禍によって海外の部品産業などサプライチェーンが分断されるリスクは注視しておく必要がある。原料炭価格の高騰に代表される新たな中国リスクも注視する必要がある。カーボンニュートラル(CN)を背景に、中国は昨年7月以降急ブレーキを踏み、電力供給を制限し、製造業の操業が停滞してサプライチェーンに影響が出ている。市場の変化は早まっており、原料価格の変動を鋼材の販売価格に速やかに反映させていくことがますます重要になる」





















