2022年1月7日

高炉メーカー加速するDX 各社AIや5Gなど最新のIT技術活用

高炉メーカーが製鉄所のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを加速している。DX向けに日本製鉄が2021年度から25年度までの中期経営計画で1000億円以上、JFEスチールが同じ期間に1150億円、神戸製鋼所が21年度からの3カ年で450億円規模の投資を表明するなどしている。いずれにも共通するのが、これまでの操業の中で蓄えていた膨大なデータ群を、デジタル技術を使って労働生産の生産性を向上させ、競争力の再強化につなげることだ。(絹川 政明)

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