TASS2025／台湾最大級のサステナブル展／開催にあたって／茵康国際会議顧問 総経理／曽姿雯氏／高雄市開催の意義大きく

二酸化炭素の排出削減や資源循環の実現を目指す意味を込め、今回のキーワードはAIとグリーン産業とした。

AI技術を得意とする中小企業やスタートアップ企業などが数多く出展し、会場ではAI技術を用いた同時通訳や案内ロボットなどが活躍した。脱炭素に向けては再生可能エネルギーの中でも地熱発電に注目し、フォーラムの開催や関連企業が出展した。

二酸化炭素の排出地である工業都市・高雄市で、展示会やビジネスマッチングを通じて脱炭素および資源循環企業と交流できる意義は大きく、TASS2025が果たした役割は地域にとっても重要だ。来年は本年以上に多くの循環経済のソリューションを提供し、多くの国・地域から人や企業の参加を期待したい。