2015年5月25日

JX金属、チリの豪雨被災地に寄付

 JX日鉱日石金属はこのほど、チリ第3州政府に日用品などの支援物資50万ドル(約6000万円)相当を寄付したと発表した。3月末に発生したチリ北部豪雨の被災者支援、被災地復興のため。チリ事務所長の後藤敬一副社長、カセロネス銅鉱山の運営会社ミネラ・ルミナ・カッパー・チリ(MLCC)のリカルド・ロペス社長が贈呈に立ち会った。

 MLCCは緊急支援として、ロス・ロロスおよびサン・アントニオの住民1300人に、食糧・水などの配給、寸断された道路の復旧、地域衛生設備の修理なども実施した。アタカマ砂漠で80年ぶりの豪雨とされ、第3州州都コピアポなどで被害が大きかった。カセロネス鉱山はコピアポの南東約160キロメートルに位置する。