2021年8月18日

愛知製鋼の五輪競歩選手 藤岡社長・東海市長に結果報告

 愛知製鋼の陸上競技部に所属し、東京オリンピック2020の男子競歩競技の20キロメートルで銅メダルを獲得した山西利和選手と、50キロメートルで完歩を果たした丸尾知司選手が16日、同社の藤岡高広社長と東海市の花田勝重市長にオリンピックでの結果を報告した。

 藤岡社長に対し両選手は、応援への感謝とともにレースの詳細を報告。今後のさらなる飛躍に向けた意気込みを語った。藤岡社長は、「非常に過酷な環境の中で結果を求めて最後まで歩ききり、社員や地域の方々、全ての人々に勇気と感動を与えてくれた。準備と鍛錬を積み重ね日々の厳しい練習に取り組むことで、さらにレベルアップしてほしい」と両選手への労いと激励の言葉を贈った。

 花田東海市長への報告では山西選手が、「金メダルを獲得できず悔しいが、このレースでの学びを生かし次の世界選手権や五輪で頑張りたい」と話し、丸尾選手が、「ゴールできたのはたくさんの方々の応援のおかげ。パリ五輪では今度こそ、(山西選手と)2人でメダルを持ち帰りたい」と述べた。

 花田東海市長は、「2人のレースに向かう姿が、市民に勇気と希望を与えてくれた」と感謝を伝えた。

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