2009年6月1日

矢崎総業、電線出荷9%減

 矢崎総業の電線部門は第69期(2010年6月期)の電線出荷量(銅量)を前年同期比9%減と計画する。第68期の出荷量は同12%減の5万7000トン程度となる見通し。

 主力の建設用電線の需要が低迷し、生産拠点の沼津製作所(静岡県沼津市)、富士工場(静岡県御殿場市)は3月から月1―2日の臨時休業を実施する。収益安定のため、コスト低減や生産効率向上に取り組むほか、社内の自動車部品部門と連携し、環境対応車向けの高圧ケーブルの製造にも注力する。

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