2016年7月13日

1ー3月 金の世界需要、21%増加

 金の国際調査機関であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)はこのほど、1―3月期の金の世界需要が前年同期比21%増の1289・8トンとなり、第1四半期では過去最高を記録したと発表した。けん引したのが投資需要だったため、金価格の上昇幅は過去30年近くで最も大きかった。日欧のマイナス金利政策や、米国の利上げペースが鈍化するとの観測などから、金市場への資金流入が顕著となった。

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