2010年8月25日

異形棒市況が小反発

 関東地区の異形棒鋼市況は、約3カ月ぶりに小幅ながら反発した。ベースサイズで前週比1000円(約1・8%)上昇、直送トン5万7000円どころで基調を強めている。

 原料鉄スクラップ価格の反転を受け、小棒電炉メーカー各社は販売価格の改善に取り組んでおり、商社や特約店など流通サイドも値上げ浸透に余念がない。これから本格化する商談では、6万円超の市況形成を念頭に、着実に値戻しを進めていく考えだ。

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