2016年11月21日

三菱製鋼、米国ばね事業拡張 設備投資3年16億円 中印新工場稼働へ

 三菱製鋼は米国のばね子会社(MSSCUS)に向こう3年間で約16億円の設備投資を行う。生産性と合理化対策を目的としており、メキシコに建設中の自動車サスペンション用ばね工場の設立(2017年4月)に合わせ拡張も検討する。インド北部では12月からばね合弁会社の新工場が立ち上がり、来年4月には中国でもスタビライザーの生産設備が稼働予定。カナダの拠点のほか、欧州、東南アジアにもばね製造拠点を検討しており、更なるグローバルサプライヤーへの成長を目指す。