激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
大手アルミ二次合金メーカーのアサヒセイレン(本社=大阪府八尾市、谷山佳史社長)はこのほど、大阪府八尾市の本社工場に高度破砕選別ラインを導入し、4月から本格稼働を開始した。低品位アルミスクラップの有効活用と原料調達の多様化を進め、溶解効率と品質の向上を目指すとともに、軽圧・サッシメーカー向け原料販売を拡充する。リサイクル材の高品質化を図り、国内資源循環の加速に貢献する。投資額は約10億円。
アルミスクラップは、価格高騰や輸出拡大による獲得競争の激化などにより、安定集荷が課題となっていた。そのため同社では「アルミ二次合金の安定供給の実現には調達力の底上げが不可欠」(中島漢太専務)との方針の下、低品位アルミスクラップを合金品種ごとに選別可能な高性能破砕選別ラインの導入を決めた。
本社工場で行っていたアルミドロス処理事業を関連会社のダイニチ(岡山県吉備中央町)へ移管。ドロス処理を行っていた工場棟(通称トマトハウス棟)に、クボタ製の800馬力の竪型破砕機やLiBsなどの高度選別機を設置し、高度アルミ破砕選別ラインを構築した。月間処理能力は1500―2000トン。
破砕選別ラインでは破砕後に鉄を選別し、トロンメルで粒度を整え、渦電流選別機で非鉄金属を回収する。2台のX線選別機で重金属や鋳造用アルミを分離し、最後にLIBS選別機で「6000系を中心にアルミ合金種ごとに、炉前材レベルへ選別する」(望月駿・生産本部エンジニアリング担当)。投入から破砕、選別まで一貫して行うことができ、省力化にも貢献する。
これにより低品位アルミスクラップの高品位化が可能となり、アルミ二次合金製造時における溶解効率の向上や品質安定化が期待できる。サーキュラーエコノミーの進展でリサイクル材の需要が高まっている軽圧・サッシメーカー向けにも、高品質なアルミ原料の供給を進めていく考え。
同社では今後、破砕選別技術の高度化を進めアルミスクラップの高品質化を実現することで「グリーンアルミスクラップとしてブランド化を図る」(中島専務)方針。これによりアルミ原料の高付加価値につなげ、サステナブルな資源循環システムを構築する。

アルミスクラップは、価格高騰や輸出拡大による獲得競争の激化などにより、安定集荷が課題となっていた。そのため同社では「アルミ二次合金の安定供給の実現には調達力の底上げが不可欠」(中島漢太専務)との方針の下、低品位アルミスクラップを合金品種ごとに選別可能な高性能破砕選別ラインの導入を決めた。
本社工場で行っていたアルミドロス処理事業を関連会社のダイニチ(岡山県吉備中央町)へ移管。ドロス処理を行っていた工場棟(通称トマトハウス棟)に、クボタ製の800馬力の竪型破砕機やLiBsなどの高度選別機を設置し、高度アルミ破砕選別ラインを構築した。月間処理能力は1500―2000トン。
破砕選別ラインでは破砕後に鉄を選別し、トロンメルで粒度を整え、渦電流選別機で非鉄金属を回収する。2台のX線選別機で重金属や鋳造用アルミを分離し、最後にLIBS選別機で「6000系を中心にアルミ合金種ごとに、炉前材レベルへ選別する」(望月駿・生産本部エンジニアリング担当)。投入から破砕、選別まで一貫して行うことができ、省力化にも貢献する。
これにより低品位アルミスクラップの高品位化が可能となり、アルミ二次合金製造時における溶解効率の向上や品質安定化が期待できる。サーキュラーエコノミーの進展でリサイクル材の需要が高まっている軽圧・サッシメーカー向けにも、高品質なアルミ原料の供給を進めていく考え。
同社では今後、破砕選別技術の高度化を進めアルミスクラップの高品質化を実現することで「グリーンアルミスクラップとしてブランド化を図る」(中島専務)方針。これによりアルミ原料の高付加価値につなげ、サステナブルな資源循環システムを構築する。
