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ときわ会 H形鋼4月末在庫3.4%減22万トン 需給が改善傾向 流通の価格転嫁本格化

2026.05.21 / 2 min read
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日本製鉄は20日、形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の2026年4月末在庫量が前月比3・4%減の22万500トンと発表した。在庫が減少に転じたのは25年10月以来半年ぶり。入庫が大幅に減少し、出庫が回復したことが在庫減の主要因に挙げられる。在庫率が3・28とピークアウトし、需給バランスは改善傾向と認識。一方、流通各社の価格転嫁の動きが本格化しており、今後の動向を注視するとしている。

4月の入庫量は前月比13・1%減の5万9500トンと25年8月以来8カ月ぶりに5万トン台に減少した。出庫量は前月比4・9%増の6万7300トンと、先高相場を見越した駆け込み需要も一部あり、2カ月連続で6万トン台を推移した。4月末の日当たり(21日稼働前提)の出庫量は3200トンと前月比100トン増、前年同月比100トン増。

主要3地区(東京・大阪・名古屋)の月末在庫量は東京4万5500トンと前月比3・4%減、大阪6万2800トンと同6・3%減、名古屋2万9200トンと同1・2%減となった。3地区合計の在庫量は13万7500トンと同4・3%減。在庫率は2・85。全国8地区(札幌、東北、新潟、富山、静岡、四国、中国、九州)合計の在庫量は8万3000トンと同1・8%減。在庫率は4・34。

日鉄はマーケット環境認識について「主原料価格や諸コストの上昇が継続している。さらに、中東紛争の長期化に起因した原油価格高騰によるエネルギーコストや物流費などのさらなる上昇を踏まえるとこれまで実施した値上げではカバーできない水準となる。建築サプライチェーンの持続可能な体制構築に向け、流通、特約店の機能・価値をより一層正しく訴求する取り組みに注力する必要がある」としている。

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