激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
白銅は2027年度を最終年度とする現中期経営計画で成長領域とする半導体、自動車、航空・宇宙について着実に拡大しているとの見方を示す。半導体事業ではアルミ厚板といった半導体製造装置向け材料の増販を想定。自動車は新規顧客の開拓、他商材の拡販の展開に力を注ぐ。航空・宇宙は防衛関連や新造の航空機向け部材のニーズ伸長を捕捉する。同時に、銅価の乱高下が続く市況環境の中でも調達の基本方針は堅持する考えも示した。
山田哲也社長は5月22日に26年3月期(前期)決算説明会を開催後、産業新聞社などの取材に応じた。半導体領域は前期第1四半期に生成AI関連以外の需要回復遅れによる設備投資計画の見直しなどで、半導体製造装置向けの販売が減少。それに伴って標準在庫品の減販にもつながった。しかし、その後はデータセンターや生成AI関連需要の伸長で復調し、今期も好調な勢いが続くとみる。
航空・宇宙領域は防衛関連など官需向けを中心に好調で、売上高は前期と比べて増加。民間向けも新造機内の設備を扱う国内メーカー向けの販売が伸びている。他に、米子会社と連携して海外メーカー製航空宇宙規格材の輸入機能も強化し、引き続き成長すると見通す。自動車領域も着実に成長し、26年度第4四半期の売上高は21年度同四半期比で1・4倍近くに伸びた。地域別では、中国向けが金型に使われる特殊鋼のニーズが他素材と比べて相対的に増え、この需要の捕捉を続ける。
銅価格の乱高下に関しても言及した。国内指標となる銅建値は供給懸念などを受けて上昇傾向が続き、今月14日にはトン231万円と史上最高値を記録。一方、需要面は中東情勢の悪化で先行きに不透明感が漂い、伸銅流通では在庫を絞る動きが目立つ。こうした市況でも山田社長は顧客ニーズに応じた在庫をそろえ、安定供給を果たす自社のポリシーに徹する方針だ。国内調達が難しい場合は海外メーカーから仕入れるなど柔軟な対応を検討する。

山田哲也社長は5月22日に26年3月期(前期)決算説明会を開催後、産業新聞社などの取材に応じた。半導体領域は前期第1四半期に生成AI関連以外の需要回復遅れによる設備投資計画の見直しなどで、半導体製造装置向けの販売が減少。それに伴って標準在庫品の減販にもつながった。しかし、その後はデータセンターや生成AI関連需要の伸長で復調し、今期も好調な勢いが続くとみる。
航空・宇宙領域は防衛関連など官需向けを中心に好調で、売上高は前期と比べて増加。民間向けも新造機内の設備を扱う国内メーカー向けの販売が伸びている。他に、米子会社と連携して海外メーカー製航空宇宙規格材の輸入機能も強化し、引き続き成長すると見通す。自動車領域も着実に成長し、26年度第4四半期の売上高は21年度同四半期比で1・4倍近くに伸びた。地域別では、中国向けが金型に使われる特殊鋼のニーズが他素材と比べて相対的に増え、この需要の捕捉を続ける。
銅価格の乱高下に関しても言及した。国内指標となる銅建値は供給懸念などを受けて上昇傾向が続き、今月14日にはトン231万円と史上最高値を記録。一方、需要面は中東情勢の悪化で先行きに不透明感が漂い、伸銅流通では在庫を絞る動きが目立つ。こうした市況でも山田社長は顧客ニーズに応じた在庫をそろえ、安定供給を果たす自社のポリシーに徹する方針だ。国内調達が難しい場合は海外メーカーから仕入れるなど柔軟な対応を検討する。
