SANGYO SHIMBUN 90th ANNIVERSARY
INTERVIEW STORY
Portraits of Strategy

フジクラ 米新工場、30年稼働目指す

2026.06.12 / 2 min read
Special Partnership
OFFICIAL PARTNER
激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
 フジクラは北米に新設予定の光ファイバーケーブル関係の生産工場について、2030年ごろからの稼働を目指している。段階的に増産し、35年までに確実にフル生産にする計画。佐倉事業所(千葉県佐倉市)で進める設備投資と合わせ、生産能力は22年度比約4倍を見込む。状況次第ではフル生産の開始時期の前倒しも検討する。

 足元はロケーションの選定に入っている段階。現時点で6州ぐらいに絞っているという。選定については電力や水といった基本的な社会的インフラがそろっている点などを重視。岡田直樹社長は「各州で企業誘致がなされていて、いろいろな優遇策の提案をいただいている。それらを鑑みて一番いい所を選んでいる」と説明する。設備は「日本での投資の兼ね合いもあるため、今の時点ではきちっと定めていない」とする一方で、「(足元は)基本的にはプリフォームからケーブルまで全てが足りないため、日米合わせた形で全工程の投資になる」との見解を示す。

 生産品種についても限定しない考え。岡田社長は「何も決めたわけではないが、せっかく米国で造るのであれば少心のケーブルを造ると思うし、データセンター間のインフラ用の(空気圧送用細径高密度型光ファイバーケーブル)Air Blown(エア・ブロー)も当然対象になると思うし、幅広い品種を造ることになると思う」と話す。

 光ファイバーケーブルに関しては佐倉事業所で450億円をかけ建設中の新工場に加え、日米合計で最大3000億円とする投資が進行中。メインターゲットは米国となり、最大2600億円の投資を計画している。

BACK TO TOP 90周年特設サイトへ戻る
資源を循環させる、
未来への責任。