激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
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ヤマトスチール(本社=兵庫県姫路市、山内靖彦社長)は16日、7月出荷分の店売り向けH形鋼販売価格をトン当たり5000円引き上げると発表した。7月契約分の一般形鋼(溝形鋼、I形鋼)、鋼矢板も同5000円値上げする。電炉主原料の鉄スクラップが高値圏で推移する中、電力料金をはじめとする諸コストの上昇を販売価格に反映する。
同社は圧延設備更新に向けた事前工事に伴い、5―6月の2カ月間にわたって生産を休止しており、新規契約も停止していた。7月2日から製鋼・圧延とも操業を再開するのに合わせて受注を再開し、価格改定に踏み切る。製品の申し込み締め切りは今月22日。
店売り向けH形鋼は3月出荷分でトン3000円、4月出荷分で同2000円を引き上げ、一般形鋼と鋼矢板も4月契約分で同5000円値上げしていた。今回の値上げで、全品種の上げ幅は累計1万円となる。
主力の物件向けH形鋼についても販価改善を進める。新規見積もりは7―9月ロール(生産分)が対象となり、「7月分は一定程度、受注が進んでいる」(同社)という。鋼矢板については7月に5000トンの生産を見込む。
国内の建設・土木向け鋼材需要は、現場の施工能力不足や建設コストの高止まりを背景に盛り上がりを欠いている。中東情勢を巡る先行き不透明感も根強い。ただ、電炉メーカー各社はコスト上昇分を製品価格に転嫁し切れておらず、同社でも「市場動向やコストなどを見極めながら再値上げを検討していく」としている。

同社は圧延設備更新に向けた事前工事に伴い、5―6月の2カ月間にわたって生産を休止しており、新規契約も停止していた。7月2日から製鋼・圧延とも操業を再開するのに合わせて受注を再開し、価格改定に踏み切る。製品の申し込み締め切りは今月22日。
店売り向けH形鋼は3月出荷分でトン3000円、4月出荷分で同2000円を引き上げ、一般形鋼と鋼矢板も4月契約分で同5000円値上げしていた。今回の値上げで、全品種の上げ幅は累計1万円となる。
主力の物件向けH形鋼についても販価改善を進める。新規見積もりは7―9月ロール(生産分)が対象となり、「7月分は一定程度、受注が進んでいる」(同社)という。鋼矢板については7月に5000トンの生産を見込む。
国内の建設・土木向け鋼材需要は、現場の施工能力不足や建設コストの高止まりを背景に盛り上がりを欠いている。中東情勢を巡る先行き不透明感も根強い。ただ、電炉メーカー各社はコスト上昇分を製品価格に転嫁し切れておらず、同社でも「市場動向やコストなどを見極めながら再値上げを検討していく」としている。
