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モンゴルと連携協定 Jマテと長岡技科大 銅粉末冶金研究で 人材育成もテーマ

2026.06.18 / 2 min read
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激動の時代において、不変の価値とは何か。
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銅合金メーカーのJマテ.カッパープロダクツ(本社=新潟県上越市、山本耕治社長)と長岡技術科学大学(新潟県)、銅資源大国モンゴルの国立大学と金属粉末メーカーの4機関はこのほど包括的な連携協定を締結した。銅や銅合金の粉末冶金に関する研究開発の可能性を検討し将来の事業化を図る。これまで企業側と大学側で個別に連携していた取り組みを1つにまとめることで効果的な研究開発と人材育成につなげたい考えだ。

 Jマテ.カッパーと長岡技科大、モンゴル科学技術大学、金属粉末メーカーのステッパメタルパウダー(SMP社)の4機関は5月29日に包括連携に関する協定書を締結した。SMP社はモンゴルで初めて設立された水アトマイズ粉末メーカー。純銅粉末を主力に事業展開している。

 SMP社の親会社ステッパ・カッパーは鉱山事業を手掛けるほか、IT・教育関連事業なども展開するモンゴル有数の企業。Jマテ.カッパーとの間で2025年10月に業務提携に関する覚書を締結。Jマテ.カッパーは今後、SMP社製の銅粉を販売することも検討する。

 企業間の協力関係に加え今回の両国の大学を含めた4者連携で共同研究や人材育成、技術交流へと連携の範囲を拡大。Jマテ.カッパーとしては主力製品の連続鋳造素材や機械加工部品に続く新しい事業分野として銅・銅合金粉末の事業分野を育成する。

 4機関連携でモンゴル製銅粉末と大学の専門的な知見、Jマテ.カッパーの銅合金に関する知見や製造ノウハウなどを組み合わせた研究開発体制が整う。具体的な取り組みの一つとして長岡技科大ではSMP社製銅粉の放電プラズマ焼結に関する共同研究を進めている。

 人材育成も重要なテーマに掲げる。今年3月にJマテ.カッパーが新モンゴル学園高専生1人をインターンシップとして受け入れた。モンゴル工学系高等教育支援事業や長岡技科大の日本語のできる指導的技術者育成プログラムなども活用しながら優秀な若手人材が日本の技術やものづくりの考え方を学ぶ機会を創出。将来的に日本とモンゴル両国の産業現場で活躍する人材を輩出する。

 17日開催の長岡技科大の定例会見にJマテ.カッパーの山本社長や長岡技科大の南口誠教授が出席。SMP社などモンゴル側の関係者もオンラインで現地から会見に参加した。SMP社は日本側への期待として「短期的には人材育成、長期的には銅粉末の品質を高めて日本市場で安定した営業を展開していきたい」と話した。

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