激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
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日本製鉄は18日、ステンレス線材の2026年6―8月契約(7―9月ロール)価格について、4四半期連続となる引き上げを発表した。原料高や円安ドル高などアロイリンク価格に加え、中東影響によるコスト上昇を受けて、2四半期連続でベース価格を改定する。ニッケル系(SUS304前提)をトン3万5000円(ベース改定の1万円含む)、クロム系(SUS430前提)を1万5000円(同1万円含む)を値上げする。
中東情勢を受けてエネルギーコストが上昇し、関連する資機材やフレートなどコストも上がり、自助努力で吸収することが困難となっている。これを受けて、コスト上昇分の一部転嫁を目的にベースを改定する。ベース価格はニッケル系とクロム系ともにトン1万円引き上げる。
アロイリンクは26年3月17日から6月16日までの3カ月が対象期間で、ニッケル・クロム・為替価格を前提に改定幅を決めた。ニッケル価格はポンド当たり8・28ドルと前期(25年12月―26年3月)比0・34ドル上昇、フェロクロム価格は169セントと6セント上昇、為替は1ドル=160・50円と2・80円安。アロイリンク上げ幅はニッケル系(SUS304前提)で2万5000円、クロム系(SUS430前提)で5000円となる。
特殊鋼種の6―8月契約価格(7―9月ロール)は、SUSXM7がトン3万5000円、SUS303が3万円、SUS316は7万5000円、SUS310Sは5万5000円をそれぞれ引き上げる。モリブデン含有鋼種については、足元のモリブデン価格が3―5月契約からポンド3・6ドル上昇したことを受けコスト変動分を反映した。
国内の最終製品需要は建築で停滞が続くが、自動車は底堅く、半導体やデータセンター関連で引き合いや受注が増え回復が本格化している。海外市場はアジアを中心に低位が続く。
ステンレス線材の直近(26年2―4月)輸入量は、月平均約900トンと、前期(25年11月―26年1月)平均に比べ300トン増えた。輸入材について「アジアの供給能力過剰で、わが国への輸入圧力につながることを憂慮すべき状況にある」(ステンレス棒線営業担当)として、引き続き入着状況に注意を払う方針。

中東情勢を受けてエネルギーコストが上昇し、関連する資機材やフレートなどコストも上がり、自助努力で吸収することが困難となっている。これを受けて、コスト上昇分の一部転嫁を目的にベースを改定する。ベース価格はニッケル系とクロム系ともにトン1万円引き上げる。
アロイリンクは26年3月17日から6月16日までの3カ月が対象期間で、ニッケル・クロム・為替価格を前提に改定幅を決めた。ニッケル価格はポンド当たり8・28ドルと前期(25年12月―26年3月)比0・34ドル上昇、フェロクロム価格は169セントと6セント上昇、為替は1ドル=160・50円と2・80円安。アロイリンク上げ幅はニッケル系(SUS304前提)で2万5000円、クロム系(SUS430前提)で5000円となる。
特殊鋼種の6―8月契約価格(7―9月ロール)は、SUSXM7がトン3万5000円、SUS303が3万円、SUS316は7万5000円、SUS310Sは5万5000円をそれぞれ引き上げる。モリブデン含有鋼種については、足元のモリブデン価格が3―5月契約からポンド3・6ドル上昇したことを受けコスト変動分を反映した。
国内の最終製品需要は建築で停滞が続くが、自動車は底堅く、半導体やデータセンター関連で引き合いや受注が増え回復が本格化している。海外市場はアジアを中心に低位が続く。
ステンレス線材の直近(26年2―4月)輸入量は、月平均約900トンと、前期(25年11月―26年1月)平均に比べ300トン増えた。輸入材について「アジアの供給能力過剰で、わが国への輸入圧力につながることを憂慮すべき状況にある」(ステンレス棒線営業担当)として、引き続き入着状況に注意を払う方針。
