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三菱マテ BHP・NTTなどと 低環境負荷電線で実証 情報伝達プロセス構築へ

2026.07.23 / 2 min read
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三菱マテリアルと豪資源大手BHP、泉州電業、NTTグループなどは22日、環境配慮型銅ケーブルの社会実装に向けた実証試験を共同で開始したと発表した。温室効果ガス(GHG)排出量を削減した銅鉱石から電気銅、ケーブルを製造して供給するまでの、バリューチェーンを通じた環境価値情報の伝達プロセスについて有効性を検証。最終ユーザーまで正確な情報を伝えることで、環境配慮型素材の価値を高めたい考えだ。

 三菱マテと子会社の三宝メタル販売(東大阪市)、BHP、FCM(大阪市)、弥栄電線(堺市)、泉州電業、NTTサーキュラスト(東京都港区)、NTTデータ(東京都江東区)の8社で本年4月に実証試験を開始した。実施期間は1年間を想定している。

 実証試験では、BHPグループが運営するチリのエスコンディダ鉱山で再生可能エネルギー由来の電力100%で生産した低GHG銅鉱石(精鉱)を原料として使用。三菱マテがこの精鉱から電気銅に製錬し、荒引線まで製造する。

 荒引線は三宝メタル販売を通じて販売し、FCMと弥栄電線が銅ケーブルに加工。完成したケーブルは泉州電業が販売し、今後建設されるアマゾンジャパンの物流拠点で電気配線として実装される。

 一連のバリューチェーンで、銅製品のマスバランスクレジットモデルガイドラインを適用して環境価値を管理する。最終ユーザーに環境価値を正確に伝えるため、トレーサビリティーを確保した透明性の高い情報伝達プロセスを構築するのが実証の目的だ。

 情報伝達には、NTTと三菱マテリアルの合弁会社NTTサーキュラストとNTTデータが開発したアプリケーションを活用し、その有用性を検証する。環境価値を確実に伝達することで、低環境負荷な材料の価値を高めることにつながると期待する。

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