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日本金属・福島工場、受託業務が本稼働 加工を拡充 線材・非鉄 異形圧延 量産へ設備強化

2026.07.30 / 2 min read
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圧延大手、日本金属の福島工場(福島県白河市)は、受託加工の本格化と加工品の拡充を進めている。受託加工では、建築設備事業やプラント事業を主力とする三機工業と業務委託契約を締結し、今月から本格稼働を開始した。加工品では線材や非鉄金属の異形圧延での試作やサンプル出荷が進行中。今後の量産に備えて圧延機の改造工事を行う。加工の拡充で新たな収益の柱の確立を急ぎ、「お客さまに選ばれ続ける工場を目指す」(菅村秀明・福島工場長)。

 福島工場は冷間精密異形圧延品の「ファイン・プロファイル」や形鋼、ロールフォーミングを製造する日金の加工専業拠点。加工を通して、最終製品に近い形状での提供を目指す「ニアネットシェイプ製品」の拡大に取り組んでいる。足元では半導体工場などで採用されるI形鋼の受注が好調。

 受託加工では、三機工業の散気装置の製品組み立てを担う。同製品は、超微細な気泡を発生させる装置で、多くの下水処理場で使用され、省エネルギーに貢献している。日本金属はステンレス製の部材をロールフォーミングで製造し、組み立て加工と検査、梱包出荷まで工場内で手がける。昨年の三機工業との業務委託契約締結を受けて、工場内に加工エリアを設け、専用スタンドや検査装置を設置。今月、本格稼働を開始した。

 異形圧延は直径3ミリから16ミリのステンレスや特殊鋼などの角・異形線材への取り組みを開始。量産を見据え、圧延機に直径20ミリ以下の線材コイルを繰り出すアンコイラーを設置する改造工事を検討。改造後は直径8―15ミリの連続圧延加工に対応する。非鉄金属では銅やアルミなど、EVや半導体関連需要を見据えた試作を進める。

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