激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
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CKサンエツは30日、連結子会社で大手黄銅棒線メーカーのサンエツ金属(本社=富山県砺波市)が、住友電気工業の完全子会社の富山住友電工(本社=富山県射水市、山本康夫社長)から電子リード線事業を譲受すると発表した。2027年11月1日の実行を予定し、素材供給から加工までの一貫体制の深化が目的。市場変化に柔軟に対応できる事業基盤の構築と収益性の向上を図る。譲受価格などは両社の取り決めで非開示としている。
電子リード線は自動車部品、電気・電子部品に使われる銅・銅合金のめっき線。富山住友電工は錫リフローめっき線に独自の加工を施すことで平角線でも均一なめっき厚と形状を実現している。表面は平滑になるほか光沢も付与でき、コネクター挿抜などがしやすくなる。
同社は1986年設立のメーカーで、電子リード線のほか、アルミ線材やアルミ合金線棒、多孔質金属体を製造。線材を生産するサンエツ金属の高岡事業所から車で10分ほどの場所に立地する。
CKサンエツは多角的な伸銅事業を展開し、黄銅棒は国内トップシェアを占める。その中で、車載部品などの加工に使われるめっき線の需要は伸びており、26年3月期の生産量は前期比で18%増えた。両社は取引関係にあり、その関係が発展して今回の譲受に至った。今後は下工程を中心に設備を譲り受ける予定で、生産力の向上を見込む。さらに、品質やデリバリーなどの競争力を高め、海外メーカーの参入で激化する市場環境でも優位性を保つ考えだ。
同社はこれまでも成長戦略の一環で事業規模の拡大を続けており、21年に日立金属(現プロテリアル)子会社の日立アロイから黄銅線の設備を譲受。25年には銅・銅合金の板製品や棒線製品の生産を手掛ける関西の老舗伸銅メーカーの三谷伸銅(本社=京都市南区)を子会社化した。

電子リード線は自動車部品、電気・電子部品に使われる銅・銅合金のめっき線。富山住友電工は錫リフローめっき線に独自の加工を施すことで平角線でも均一なめっき厚と形状を実現している。表面は平滑になるほか光沢も付与でき、コネクター挿抜などがしやすくなる。
同社は1986年設立のメーカーで、電子リード線のほか、アルミ線材やアルミ合金線棒、多孔質金属体を製造。線材を生産するサンエツ金属の高岡事業所から車で10分ほどの場所に立地する。
CKサンエツは多角的な伸銅事業を展開し、黄銅棒は国内トップシェアを占める。その中で、車載部品などの加工に使われるめっき線の需要は伸びており、26年3月期の生産量は前期比で18%増えた。両社は取引関係にあり、その関係が発展して今回の譲受に至った。今後は下工程を中心に設備を譲り受ける予定で、生産力の向上を見込む。さらに、品質やデリバリーなどの競争力を高め、海外メーカーの参入で激化する市場環境でも優位性を保つ考えだ。
同社はこれまでも成長戦略の一環で事業規模の拡大を続けており、21年に日立金属(現プロテリアル)子会社の日立アロイから黄銅線の設備を譲受。25年には銅・銅合金の板製品や棒線製品の生産を手掛ける関西の老舗伸銅メーカーの三谷伸銅(本社=京都市南区)を子会社化した。
