SANGYO SHIMBUN 90th ANNIVERSARY
INTERVIEW STORY
Portraits of Strategy

三菱商事、DX新会社設立 「ミルボックス」「エムストック」移管

2026.07.31 / 2 min read
Special Partnership
OFFICIAL PARTNERS
激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
三菱商事は、8月1日付で、ライズ・コンサルティング・グループ(ライズCG)と合弁会社「Mill―Box」(ミルボックス)を設立し、11月1日から営業を開始する。株主構成は三菱商事が80%、ライズCGが20%。三菱商事からクラウド型ミルシート電子管理システム「ミルボックス」、流通在庫管理ツール「M―Stock」(エムストック)事業を、ライズCGからDXコンサルティング事業の一部を移管し、事業会社化することで、より専門的な体制に強化し、顧客サービスのさらなる充実と業界の課題解決の推進につなげる。

 ミルボックスとエムストックは2023年の発売から約3年が経過し、顧客が約400社に到達、2年連続で3倍に増加する一方、解約はゼロを維持するなど順調に事業拡大している。電炉メーカーは約6割超でミルボックスの導入が内定し、商社、流通、加工業者は採用、商談が進展、ゼネコンは32社205現場で採用されている。今後、さらに安定的に利用できるサービス体制を構築するため、より専門的な事業運営体制への移行を決定した。

 新会社は、ミッションに「サプライチェーンのデータをつなぎ、産業の進化を支える」、ビジョンに「産業の次の当たり前を、共につくる」を掲げる。三菱商事が引き続き経営の主体として責任を負うが、継続的なコミットメントを確保するため、約4年前からプロジェクトに参画しているライズCGも資本参加する。所在地は東京都千代田区の予定で、設立時の人員は約20人。今後の事業拡大に合わせ、必要に応じて新たな人材を雇用する方針。

 ライズCGは、12年2月設立の総合コンサルティングファーム。人員は約400人で、連結子会社を2社擁している。DXの戦略立案に加え、DXの推進支援などに強みがある。共同出資は今回で2例目。

 今後は、人手不足、金利上昇、内需減退、低い生産性などのさまざまな課題を抱える建設・鉄鋼サプライチェーンの顧客に対し、DXに関するさまざまな課題に向き合える体制の構築を目指す。

BACK TO TOP 90周年特設サイトへ戻る
次代を創る、
働き方のヒント。