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住友金属鉱山、通期利益3240億円 税引前、950億円上振れ 金属価格上昇・円安見込む

2026.08.10 / 2 min read
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住友金属鉱山は10日、2027年3月期通期の連結業績(国際会計基準)で税引前利益が3240億円になりそうだと発表した。5月公表時より950億円上振れ前期比で27%増益となる見通し。金属価格の上昇と円安を見込む。材料セグメントも好調に推移する見通しで、過去2番目の高水準になる。売上高は初めて2兆円台に乗せる。

 通期予想の上方修正幅のうち891億円が金属価格や条件差になる。内訳は銅792億円、ニッケル71億円、金などが28億円となっている。為替差でも92億円の利益押し上げ効果を見込む。在庫評価の影響もプラス191億円ある。

 一方で中東情勢の影響によるエネルギーや操業用資材の価格上昇コスト、ニッケル製錬で使う硫酸価格上昇といったコスト単価差がマイナス426億円あると見込む。

 資源セグメントの税引前利益は5月公表時より600億円上振れ2560億円になりそうだ。銅鉱山事業が530億円プラスの1850億円、金鉱山事業他も70億円増額の710億円を見込む。

 製錬セグメントの税引前利益は390億円上方修正して630億円を見込む。銅系は金属価格上昇や販売プレミアム、副産品の下支えで増益。ニッケル系は操業用資材の価格上昇などから減益になる見通しだ。

 材料セグメントの税引前損益は180億円予想。5月公表時より140億円増える。電池材料が80億円の黒字に転換する。機能性材料は30億円増え100億円を見込む。

 同日発表した2026年4―6月期の連結決算は、税引前利益が前年同期比3・1倍の1180億円だった。金属価格の上昇や円安進行が利益を押し上げ第1四半期の過去最高益を記録した。データセンター関連の電子部品向け部材の需要も堅調に推移した。

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