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LME銅 高値更新続く 在庫低水準で買い戻し 1万4545ドル

2026.08.18 / 2 min read
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ロンドン金属取引所(LME)銅の最高値更新が続いている。現地14日の現物セツルメント(前場売値)は前営業日比トン260ドル高の1万4545ドルと、6日の直近高値1万4455ドルを上回った。取引所在庫が低水準な中、売りポジションを抱えるファンドやトレーダーなどのショートカバー(買い戻し)が入ったとみられる。

 銅の現物セツルメントは、従来の上値抵抗となっていた1万4000ドル付近を現地4日に突破し「テクニカル面から上昇に勢いがついた」(大手金融機関)。5月13日の1万4097ドルを上回り約2カ月半ぶりに最高値更新すると、6日には1万4455ドルに上昇。その後1万4000ドル前半で推移し、14日に1万4545ドルまで値を上げ再び最高値を塗り替えた。

 ファンダメンタルズ(需給要因)の強材料も多い。米国とイランの対立は続いているものの、恒久的な停戦に向けた期待感がある。金融市場はリスク選好の動きから有事のドル買い一服。ドル建てで取引される銅の割高感は後退した。一方で、AI関連株の上昇により、中長期的なAIデータセンター向けなどの需要期待で銅にも連想買いが入りやすい。

 LME在庫は13日時点で20万4975トンだが、出庫可能な在庫は9万4903トンにとどまる。タイト感を映し、LME市場では銅がバックワーデーション(逆ザヤ)を形成中。14日には400ドルを超えるなど、逆ザヤが拡大している。

 一方で、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の在庫は現地14日時点で73万5470トンに積み上がった。米国は6月末までに銅地金を輸入関税の対象に追加するかどうか判断する予定だったが、期限を過ぎても関税は公表されていない。銅輸入関税に地金が追加されることを見据え、先回りして銅を米国に運ぶ動きが続くのであれば、米国以外の地域で需給タイト感が一層強まりそう。

 当面の銅は底堅く推移しそうだ。大手金融機関は「中国の輸入銅プレミアム(割増金)に上昇一服の兆しもある。LME銅は一本調子の上昇ではなく、1万4000ドル台で値固めしつつ上値をうかがうだろう」との見方を示す。

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